日本からの食品の輸入が2年連続で減っていることがわかりました。
これは食品医薬品安全庁が2日に明らかにしたものです。
それによりますと、韓国は2012年に129の国から32万6000件近い食品を輸入しています。
これは、前の年より4.2%増えていますが、日本からの食品の輸入は3万1344件で、前の年に比べて1.3%減り、日本からの食品輸入が全体に占める割合は、2011年の11.5%から9.6%に減りました。
日本からの食品輸入が全体の食品輸入に占める割合は、2003年以降、14~15%程度を維持してきましたが、2011年には11%台に減り、2012年は10%台を下回ったものです。
2011年に日本からの食品輸入が大きく減ったのは、福島原発事故で、放射能汚染の懸念が拡大したためとみられています。
韓国が食品を輸入している国をみますと、中国が最も多く全体の29.5%を占め、次いで、アメリカ、日本、フランス、イタリアの順でした。