韓国の株式市場では去年、外国人投資家の増加率が過去10年間で最も低かったことがわかりました。
金融監督院が26日に公表した資料によりますと、去年末の時点で、韓国の株や債券に投資している外国人投資家は3万7600人余りで、前の年より5.4%増えただけにとどまりました。
外国人投資家数は、10年前の2003年末には1万5300人余りと、現在の半分程度でしたが、次第に増え続け、2006年末には2万人を超え、2010年末には3万人を超えて増えていますが、増加率が落ち込んでいることになります。
去年の場合、外国人投資家は韓国の株を4兆7200億ウォン、およそ4444億円相当を買っていますが、これは前の年に比べると4分の1の水準に留まっています。
外国人投資家をみますと、アメリカが33.5%で最も多く、次いで、日本、租税回避地と知られるケイマン諸島、イギリス、カナダ、ルクセンブルクなどの順でした。