来月7日に開幕するソチ冬季オリンピックに向けて、北韓が、IOC=国際オリンピック委員会に対して、参加を申請したことがわかりました。
これは、カザフスタンを訪れている世界テコンドー連盟総裁の趙正源(チョ・ジョンウォン)氏が、IOCの関係者の話として24日にメディアに対して明らかにしたものです。
それによりますと、北韓は、IOCに対して、ソチ冬季オリンピックへの参加を申請していて、出場権を持つ選手がいない場合には、代表団だけでも派遣したいとする立場を表明しているということです。
ソチ冬季オリンピックの出場権を得た北韓の選手は、現在一人もいませんが、
IOC=国際オリンピック委員会は、オリンピック精神にのっとって、北韓の一部選手に対し、主催者推薦枠のワイルドカードを適用する案を検討しているもようで、結果が注目されています。
北韓は1964年のオーストリア・インスブルック冬季大会以降、冬季オリンピックに8回出場し、銀メダルと銅メダルをそれぞれ1個ずつ獲得しています。