各国の政界や経済界の要人が多数参加する、世界経済フォーラムの年次総会「ダボス会議」が現地時間の22日からスイスで始まり、朴槿恵大統領は、自らが政策として掲げている創造経済について基調講演し、「世界経済の課題である低成長や失業、所得不均衡などの問題を解決の道へと導くだろう」と語り、理解を求めました。
朴大統領の基調講演は、「創造経済と企業家精神」を題して英語で行われ、まず、「世界経済が持続的に成長するためには、従来の秩序から脱皮し、世界を再編できる動力が必要だ。韓国はその動力を創造経済から模索している」と強調しました。
また、創造経済について、朴大統領は、「科学技術とITを基盤にして、産業と産業、産業と文化の融合を促進し、新たな市場と雇用の創出を目指すものだ」と紹介しました。
さらに、具体的な戦略としては、拠点となる創造経済タウンの設置をはじめ、官民合同の創造経済推進チームの構成、環境にやさしいエネルギータウンの造成などをあげ、創造経済を通じて雇用を創出し、誰もが創業できる道を拓くことで、所得の不均衡問題も解決できると説明しました。
さらに、朴大統領は、「創造経済の実現で欠かせないのが、企業家精神だ」と指摘し、「企業家とリスクを分担する金融システムを構築し、失敗した場合にも再起できるシステムを作ることが重要だ」と強調しました。
また、朴大統領は、「世界的な文化遺産を持つ国々が創造経済を通じて、新たな価値と文化を共有することに期待している」と述べ、「各国の貴重な文化とIT技術が融合すれば、高付加価値を創出できる可能性が無限に広がり、それこそが創造経済の重要な資産だと思う」と語り、理解を求めました。