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経済

韓米 TPP参加に向け予備的協議

Write: 2014-01-14 14:53:20Update: 2014-01-14 16:49:26

韓米 TPP参加に向け予備的協議

TPP=環太平洋パートナシップ協定への参加の意志を示した韓国政府は13日、アメリカとの間で、初めてとなる予備的な協議を行い、韓国の参加の可能性や参加の条件などについて意見を交わしました。
TPP参加に向けた韓国とアメリカの予備的な協議はアメリカのワシントンで行われ、韓国からは産業通商資源部の崔京林次官補が、アメリカからは通商代表部のウェンディ・カトラー代表補が首席代表として出席しました。
協議では、まず韓国側がTPPへの参加の立場を表明した背景などについて述べたのに対し、アメリカ側は交渉を続けている12か国がこれまでに行ってきた交渉の経緯について説明したということです。
また、このやり取りの中で、アメリカ側は、現在TPP交渉は事実上「終了」の段階にきているとして、交渉については新たな国が加わるのは極めて難しいとの考えを示し、韓米FTA=自由貿易協定の完全な履行など、通商の懸案についても協議しました。
韓国の代表団は今後、メキシコ、チリ、ペルー、マレーシア、シンガポールの5か国とそれぞれ予備的な協議を行い、TPPへの参加の可能性と時期を見計らうことにしています。
これについてワシントンの外交消息筋は、「TPPに参加するためには、関心の表明、予備的な2国間協議、参加宣言、公式な2国間協議、参加国の承認の手続きを踏むことになり、予備的な協議も1回で終わるものではない」と話しています。

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