メニューへ 本文へ
Go Top

経済

三星 円安基調に時価総額順位が低下

Write: 2014-01-14 13:02:02Update: 2014-01-14 14:41:47

三星 円安基調に時価総額順位が低下

円安基調が続く中で、韓国の代表的な輸出企業の業績が軒並み落ち込み、去年時価総額で世界3位だった三星電子は、5位に順位を下げました。
これは、韓国のニュース専門テレビ局YTNが14日、韓国の証券取引所などによる数字を引用して伝えたものです。
それによりますと、三星電子の時価総額は、去年、マイクロソフトを抜いて世界3位になりましたが、「業績不振に円安の影響という2重の痛手」を受けて、ことしは5位と2段階も下がっていると伝えています。
また、現代・起亜自動車も去年、時価総額ランキングで業界2位にまで上昇しましたが、ことしは6位に落ち込みました。
さらに、おととし業界トップだった鉄鋼メーカのPOSCOもことしは業界3位にとどまっています。
これについて、LG経済研究院の関係者は、「これまで反映されていなかった円安の影響が本格的に現れたもの」と分析しています。
今の円安傾向がこのまま続いていく場合、韓国の輸出企業の競争力がさらに落ち込むおそれがあり、専門家からは、三星電子や現代自動車など特定の企業に大きく依存する韓国経済の特徴から、今後大きな打撃を受けるおそれがあると懸念する声が上がっています。

おすすめのコンテンツ

Close

当サイトは、より良いサービスを提供するためにクッキー(cookie)やその他の技術を使用しています。当サイトの使用を継続した場合、利用者はこのポリシーに同意したものとみなします。 詳しく見る >