鉄道公社の労働組合が長期のストライキを続けているなか、国土交通部は27日、ソウル市南西部の江南(カンナム)区水西(スソ)と京畿道平沢(ピョンテク)市を結ぶ新たな高速鉄道の「水西(スソ)高速鉄道会社」に対して、事業免許を認可しました。
水西高速鉄道は、ソウル市南部から高速鉄道のKTXを利用しやすいように、地下鉄3号線と鉄道公社の盆唐(プンダン)線が交わるソウル市南東部の鉄道の拠点、水西(スソ)駅に、2015年末までにKTXの新しいターミナルを、また京畿道平沢(ピョンテク)市との間に線路を建設し、平沢で現在のKTXにつなぐ高速鉄道です。
政府はこの鉄道を 鉄道公社が41%、公共基金が59%出資する子会社とすることになり、事業免許を認可しました。
徐昇煥(ソ・スンファン)国土交通部長官は27日夜、記者会見し、「政府は今後、鉄道公社と水西高速鉄道会社が善意の競争を通じて、鉄道のルネサンスを切り開くことを期待する」と述べました。
政府は鉄道事業の公共性を確保するため、この会社の株式の発行や譲渡の対象を公共機関に限り、これを違反した場合は、免許を取り消すことにしています。
これに対して鉄道公社の労働組合は、「事業免許を出したことは事実上の鉄道の民営化につながる」と強く反発しており、取り消しを求める訴訟を起こす構えを見せています。
一方、鉄道公社は、28日、労働組合の幹部ら490人について懲戒処分を下すための手続きに入ると発表しました。