仁川（インチョン）国際空港の年間利用客が4000万人を超え、開港から13年目にして国際空港協議会(ACI)が分類する「大型空港」に仲間入りしました。
仁川国際空港では、25日午前11時過ぎ、空港ターミナルで4000万人目の利用客を祝う記念行事が行われ、中国からやってきた女性に幸運の鍵と往復航空券、免税店の商品券などが贈られました。
仁川国際空港は、2001年3月に開港し、年間利用客は、年平均で6.4%ずつ増え続け、開港から13年目に4000万人を超えたもので、国際空港協議会(ACI)が分類する「大型空港」に仲間入りしました。
就航する航空会社は、開港当時は47社だったのが84社と2倍近く増えているほか、就航都市は109都市から176都市に、乗り換え客は163万人から706万人に増えています。
これについて、空港公社では、「格安航空の普及と、中国からの観光客、乗り換え客の増加によるもの」と分析していて、「第2旅客ターミナルと貨物ターミナルを2017年末までに完成させ、さらに便利な空港にする」と話しています。