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経済

浦項 特殊炭素製品の日系工場完成

Write: 2013-12-10 10:38:28Update: 2013-12-10 10:38:28

日本の電子部品メーカーのイビデンの韓国法人が、韓国慶尚北道(キョンサンブクド)浦項市(ポハンシ)に、特殊炭素製品の新たな工場を完成させ、来年から操業を始めることになりました。
これは浦項市が9日、明らかにしたもので、イビデンの韓国法人、イビデン・グラファイト・コリアは、浦項市の部品素材専用団地に新工場を完成させ、来年1月から本格稼動に入るということです。
新工場は、1500億ウォン、およそ147億円を投じて、10万平方メートルあまりの広大な敷地に建設され、半導体やエネルギー分野など広範囲な分野で不可欠な特殊炭素製品、等方性黒鉛を生産する予定です。
この製品は、アルミニウムの4分の1の重さで、鉄の10倍以上の強さを発揮するもので、自動車、航空機、太陽光電池、造船などの中核素材となっています。
来年からは韓国国内でも等方性黒鉛が生産されることで、年間800億ウォン、およそ79億円以上の輸入代替効果と、年間100人あまりの雇用創出効果が見込まれてます。
イビデン社は1912年に設立され、特殊炭素、自動車の排気管部品、プリント配線板などを生産し、年間3000億円の売り上げを上げる日本の中堅企業です。 

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