韓国の冬に備えたキムチの漬け込み、「キムジャン文化」が、5日午後、アゼルバイジャンで開かれているユネスコ第8回無形文化遺産委員会で、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
アゼルバイジャンの首都バクーで開催されているユネスコ第8回無形文化遺産委員会は、韓国時間の5日午後、韓国の「キムジャン文化」について、無形文化遺産に登録するかどうかの審議を行いました。
韓国の文化財庁によりますと、事前審査を行なったユネスコの補助機関は、ことし10月、キムジャン文化を新規登録するよう求める勧告をすでにしていて、無形文化遺産委員会で登録が認められたものです。
ユネスコの補助機関は、キムジャン文化は、家族や近所の人たちが集まり、一緒にキムチを漬けながら疎通する無形遺産であると説明しています。
韓国では、ユネスコの無形文化遺産に、「アリラン」や「パンソリ」など15件が登録されています。