来シーズンから日本の阪神タイガースでプレーする、呉昇桓（オ・スンファン）投手の入団式が4日、ソウル市内のホテルで行われました。
入団式での会見に臨んだ呉昇桓投手は、「阪神に入団することになって光栄です。来年から新しい環境でプレーすると思うとわくわくし、力が湧いてきます。日本でも最高の抑えの投手と呼ばれるように頑張ります」と抱負を語りました。
一方、阪神の中村ゼネラルマネジャー(ＧＭ)は、「韓国から阪神タイガースに来た選手は呉昇桓投手が初めてで、韓国最高の抑え投手を獲得できてうれしい」と述べました。
三星ライオンズに所属していた呉昇桓投手は、最速157キロの直球にカットボールで三振を奪う、韓国プロ野球を代表するストッパーとして知られ、2006年にはシーズン47セーブとアジア記録を塗り替え、これまでの通算277セーブは韓国記録となっています。
呉昇桓投手の移籍契約では、契約金2億円、年俸3億円、年間出来高払い5000万円の2年契約となっていて、背番号は「22」が提示されています。
呉昇桓投手は、12日には大阪市内で日本ファン向けの入団会見を行うことになっています。