韓国株式市場の総合株価指数は4日、取引開始の直後に2000ポイントを割り込みました。
この日のアジア市場は、アメリカの量的緩和縮小に対する懸念が再び拡大したことなどから、日本をはじめ主要な国の株価が軒並み下落しています。
このうち、韓国株式市場では、外国人投資家が3000億ウォン以上を売り越し、個人主体の中小型株物色の場となり、総合株価指数は前の日より22.56ポイント下がって、1986.80で取引を終えました。
この下落については、北韓で金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の後見人とされるの張成沢(チャン・ソンテク)国防委員会副委員長が失脚したとの情報に関連して、北韓リスクが台頭したためとの見方もある一方、アナリストはその影響はほとんどなかったとしています。