混乱する政局に、任命が遅れていた検察総長、監査院長、それに保健福祉部長官について、朴槿恵(パク・クネ)大統領は2日午後、そろって任命したものの、国会正常化に向けた与野党の協議が進められていた中での任命だっただけに、批判する声も挙がっています。
新たに任命されたのは、金鎮太(キム・ジンテ)検察総長、文亨杓(ムン・ヒョンピョ)保健福祉部長官、黄賛鉉(ファン・チャンヒョン)監査院長の3人です。
大統領府青瓦台で2日に行なわれた任命状の授与式では、朴槿恵大統領が新たに任命した3人に対して、それぞれ職務に励むよう指示し、このうち、検察総長に対しては、憲法と自由民主主義を否定する動きには厳しく対処するよう求めました。
また、監査院長の任命同意案については、野党側が強く反対する中、与党セヌリ党による強行採決で可決されるなど、国会の混乱が続いて、3人の任命が先送りされていました。
今回の任命は、国会正常化に向けた与野党間の協議が行われていた最中に行なわれいて、国会の正常化に向けた与野党の努力に冷や水を浴びせるものとして、批判する声も上がっています。