中国が東シナ海の広い範囲に防空識別圏を設定したことに対応して、韓国政府は、3日にも韓国の防空識別圏を済州島南方の岩礁、離於島を含めるかたちで拡大する最終案を決めることになりました。
韓国の防空識別圏拡大案については、関係各国との調整が必要で、韓国政府としては、拡大の方針をアメリカ、日本、中国に対して説明していくとしていますが、各国が同意する可能性は低いものとみられています。
このうち、ワシントンの外交消息筋は、韓国政府の防空識別圏の拡大方針について、中国の防空識別圏設定に反対する名分が立たなくなるとして、アメリカが韓国政府の防空識別圏拡大に同意することはないとの見方を示しています。
アメリカは、中国が設定した防空識別圏に事前通知することなく哨戒機などを飛行させていますが、民間航空機については、中国に対して事前に通知することを容認する姿勢で、国防省と国務省の対応が分かれているとの指摘もなされています。