交渉が大詰めを迎えているTPP=環太平洋パートナシップ協定について、韓国政府は29日、協定に参加する意向のあることを表明し、交渉国との協議を行なったうえで、最終的に参加するかどうかを判断することになりました。
これは、玄旿錫(ヒョン・オソク)副総理兼企画財政相が29日、政府の対外経済閣僚会議で明らかにしたもので、TPP交渉に参加することに関心があるとしたうえで、「交渉参加各国との2か国間協議を行う必要がある」と述べました。
韓国はこれまで、アメリカやEU=ヨーロッパ連合などとの、単独のFTA=自由貿易協定を重視し、TPPへの参加には消極的な姿勢を示していましたが、ことし3月、日本が交渉への参加を宣言して以降、協定への参加について検討を進めていました。
韓国政府としては、今後、日本などのTPP交渉参加国との個別協議で調整したうえで、実際に参加に踏み切るかどうかを決めるとしています。
TPPは、アメリカが中心となってオーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーなど12か国が交渉を進めている環太平洋沿岸国の多国間経済連携協定です。