来月2日から韓国、日本、中国を相次いで訪問するアメリカのバイデン副大統領は、今回の歴訪で、韓日に対して、関係改善に向けた行動を促すもようです。
これは、ホワイトハウスの高官が27日に明らかにしたものです。
この中で、この高官は、「アメリカは、韓日の摩擦を深刻に受け止めている。バイデン副大統領は日本に対し、20世紀の歴史問題の解決に向けて周辺国と協力するよう促し、韓国を含めた周辺国にも、日本の前向きな動きに応えるよう呼びかける考えだ」と述べました。
また、この高官は、「副大統領は、韓日の間にいくつかの難しい歴史問題があり、これらが両国の関係を規定していることを知っている」としたうえで、「今回の訪問で、この2つの同盟国が葛藤を乗り越え、解決していくことがアメリカの利益にもつながる」と強調しました。
さらに、アメリカとしては、いずれの国も相手に問題を引き起こす行動を起こしてはならないとの立場で一貫していると述べました。