この3か月間空席となっていた監査院長の任命同意案について、韓国の与党と一部の議員だけで可決したことから、最大野党・民主党は29日以降の国会議事日程の全面拒否を決め、国会が空転する可能性が高まっています。
監査院長の任命同意案は、28日の国会本会議で、採決に反発して民主党が退席したあと、与党セヌリ党と一部の無所属議員だけで可決され、民主党は、「強行採決」だとして強く反発し、29日以降の国会議事日程を全面拒否することを決めました。
韓国では、監査院長がこの3か月間空席のままとなっていて、民主党では、同じく空席となっている保健福祉部長官の候補者がかつて未成年者を雇用して行政処分された風俗店で、法人カードを使用した事実が確認されたとして候補者からの辞退を要求していました。
野党が国会議事日程の全面的に拒否することを決めたことで、すでに来年度予算案の審議が2か月も遅れていることから、予算案は来月2日までの処理期限までに審議を終えるのは難しい情勢で、憲政史上初めて準予算が編成される可能性も出てきています。