作戦中の戦闘機が基地に戻らなくても空中で給油できるようにするため、韓国軍は、空中給油機4機を導入することになりました。
これは、防衛事業庁が27日の防衛事業推進委員会で、決めたものです。
具体的には、来年1月に入札手続きを始め、機種を選定したあと、2017年から2019年にかけて合わせて4機導入する計画で、予算は1兆ウォン、およそ960億円になると見られています。
空中給油機の有力な機種としては、エアバス・ミリタリーのMRTT-A330や、ボーイング社のKC-767などが挙げられています。
空中給油機は、1993年から導入の必要性が指摘されてきましたが、予算の関係で導入が先送りされていました。
今回、空中給油機の導入を決めた背景には、防空識別圏をめぐって、領空の防衛が大きな関心を集めていることがあるものと見られます。
現在、韓国の戦闘機が独島(日本でいう竹島)の上空で作戦を展開できる時間は、F15K戦闘機を基準におよそ30分、離於島では20分で、空中給油機で給油できるようになれば、独島でおよそ90分、離於島ではおよそ80分になるということです。