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国際

米が韓日に対話促す 「安重根石碑の建立計画」

Write: 2013-11-23 13:32:45Update: 2013-11-23 13:32:45

米が韓日に対話促す 「安重根石碑の建立計画」

韓国が中国のハルビンに石碑の建立を進めている独立運動家の安重根(アン・ジュングン)氏に対し、日本の菅官房長官が「安重根は犯罪者」と述べ韓日間で対立が深まっている問題で、アメリカ国務省のサキ報道官は、対話を通して問題を解決するよう促しました。
安重根氏の石碑建立計画は、朴槿恵(パク・クネ)大統領が6月に中国の習近平国家主席らに協力を要請したもので、朴大統領は18日ソウルで中国の楊潔チ国務委員と会談した際に、計画が順調に進んでいるとして感謝の意を示しました。
これを受けて、日本の菅官房長官は19日の記者会見で、「わが国は、安重根は犯罪者であると韓国政府にこれまでも伝えてきた」と述べ、石碑建立は両国の関係改善に役立たないとする考えを示しました。
これに対し、韓国外交部は「独立運動家に対して犯罪者という表現を使うことは非常に遺憾だ」として、歴史を謙虚に直視するよう強く促すと述べました。
こうした韓日両国の対立について、アメリカ国務省のサキ報道官は22日の記者会見で、「アメリカは韓国と日本が対話を通して歴史問題を解決するよう求めている。両国の建設的な関係は地域の平和と安定を促進させ、アメリカの国益にもつながる」と述べ、対話による問題解決を促しました。

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