2007年8月の南北首脳会談の対話録が公表された問題で、ソウル中央地方検察庁は13日、大統領選挙に関連して初めて公表していた与党セヌリ党の議員を召喚して事情聴取し、その経緯などについて調べています。
この問題は、去年末の大統領選挙を前に、与党セヌリ党の金武星(キム・ムソン)議員が10月、釜山での遊説中、首脳会談での対話録の内容の一部を引用して、盧武鉉元大統領が海上の軍事境界線に当たる北方限界線を放棄するかのような発言をしたことを明らかにしたものです。
これに対して、野党民主党は、この議員が非公開の会議録を不法な方法で閲覧し、その内容を公開したものだとして、6月に検察に告発していたものです。
この問題をめぐっては、検察は今月6日、当時大統領府の秘書室長を務めた野党民主党の文在寅議員を参考人として召喚して調査しましたが、公表した与党議員については召喚しなかったことから、野党側が検察の捜査の進めかたを批判していました。