シリアにおける化学兵器の監視活動について、韓国政府が積極的に加わっていく方針を明らかにしました。
これは外交部の関係者が12日に明らかにしたものです。
それによりますと、シリアにおける化学兵器廃棄の監視をしている、OPCW=化学兵器禁止機関が加盟各国に対し、化学兵器の詳しい専門家の名簿を提出するよう求めていたのに対し、韓国政府は化学兵器の廃棄、運送、分析などの分野の専門家10人の名簿を提出したということです。
これによって、化学兵器禁止機関が要請してくれば、この10人の専門家をシリアに派遣することになります。
化学兵器禁止機関は、国連加盟国のほとんどが加盟していますが、北韓、エジプト、南スーダン、アンゴラ、ミャンマー、イスラエルは加盟していません。
また、外交部は、財政難に陥っている化学兵器禁止機関に100万ドルを支援をする計画です。