400億ウォン、およそ35億円の製作費を投じて話題となった、韓国映画「雪国列車」が、フランスで公開された韓国映画としては、これまででもっとも多い観客を集めました。
映画の配給会社によりますと、「雪国列車」は先月30日にフランス国内の300あまりのスクリーンで公開され、初日から12日目となる現地時間の10日、累積の観客数が33万を超えたということです。
フランスで封切られた韓国映画の興行成績としては、2002年に公開されたイム・グォンテク監督の「酔画仙」の31万5000人あまりを抜いて1位となりました。
「雪国列車」は、「殺人の思い出」、「グエムル-漢江の怪物」などのヒット作で知られるポン・ジュンホ監督の最新作で、ハリウッドスターが多数出演していることでも話題となっています。
これについて、配給会社では、「ポン・ジュンホ監督のフランスでの高い認知度や、評論家などからの評価が高く、関心が高まったため」と分析しています。