株価が2000ポイント台で推移してきた韓国の総合株価指数が、先月10日以来、ほぼ1か月ぶりに2000ポイント台を下回りました。
8日の韓国総合株価指数は、取引開始早々2000ポイント台を下回って、前日より16.83ポイント下回る1987.21で取引が始まりました。
その後、やや回復したものの、結局、2000ポイント台を回復することなく、前の日より19.17ポイント下落した1984.87で取引を終えました。
アメリカ市場では、前日に量的緩和縮小への懸念が広がったことから、ダウ平均で0.97%安、S&P総合株価で1.3%安と、全面安となり、韓国の市場でも売りが優勢の取引となりました。
韓国市場では、個人投資家は買い越したものの、外国人投資家と機関投資家はいずれも売り越しとなり、外国人投資家は5営業日、機関投資家では4営業日連続で売り越しとなりました。
この日は韓国だけでなくほとんどのアジア株が軒並み下落し、アナリストは、1980ポイント台まで調整が進む可能性があるとみています。