韓国と日本、中国、3か国の自由貿易協定締結交渉の3回目の会合が今月26日から3日間、日本で開かれる見通しです。
これは、韓国のメディアが7日、日本経済新聞を引用して伝えたもので、今回の会合では、輸入関税撤廃率について集中的に協議することになるということです。
8月に上海で開かれた2回目の会合では、日本が輸入関税撤廃率を10年以内に90%以上にすることを求めたのに対し、韓国は、具体的な数値を決めるのは望ましくないとする立場を示し、中国は、撤廃率を40%にするよう主張して、折り合いがつかないままになっています。
韓国と日本、中国は去年11月に自由貿易協定締結に向けた交渉をスタートさせることを明らかにし、今年に入ってから2回の会合を開いています。
3か国が自由貿易協定を締結すれば、人口15億2000万人あまり、GDP14兆3000億ドルの巨大な経済圏が誕生することになります。