OECD=経済協力開発機構による「暮らしの満足度調査」で、韓国は調査対象国の平均を下回り、26位と低い水準にあることがわかりました。
この調査は、OECDが5日、加盟34か国とロシア、ブラジルを対象に、生活や幸福に対する満足度についてまとめ、報告書として公表したものです。
それによりますと、韓国人の暮らしへの満足度は10点満点で6点で、OECD加盟国の平均の6.6点を下回り、26位となっています。
暮らしの満足度がもっとも高かったのは7.8点のスイスで、もっとも低かったのは4.7点のハンガリーでした。また、アメリカは7点、日本は韓国と同じ6点でした。
報告書は、所得、職業、健康、教育、地域環境、安全など生活に影響を及ぼす11の項目について調べていて、韓国は、住居や教育などでの費用が高く、消費に当てられる所得が少ないことが満足度を下げる原因になっているとみられます。