ヨーロッパを訪れている朴槿恵大統領は4日夜、フランスのオランド大統領と会談し、技術を生かして新たな産業を興す「創造産業」について、相互に協力することで合意するなど、両国の緊密な友好協力関係を再確認しました。
会談は、フランスのエリゼ宮殿で、現地時間の午後0時半からおよそ30分間にわたって行なわれ、続いて朴槿恵大統領はオランド大統領主宰の昼食会に出席しました。
会談で、両首脳は、韓国とフランスが創造経済や文化隆盛のパートナーであることを確認するとともに、韓半島の平和統一に向けて、緊密に協力していくことも再確認し、大統領府青瓦台では、両国関係が相互互恵的な方向へと一段階格上げすることができたとしています。
このうち、創造産業面での協力では、韓国のLG化学が開発したバッテリーで電気自動車を製造するフランスの自動車メーカー「ルノー」が、LG化学と最高400キロの距離を走行できる長距離電気自動車の共同開発に向けた契約を近く締結することで合意しました。
また両首脳は、金融面での協力拡大でも合意し、韓国企業単独、または、フランスの企業と共同で、中東・アフリカなど第三国への進出に向けて、共同金融・保険支援協力を強化することで合意しました。
具体的には、韓国輸出入銀行とフランスの開発金融機関との間で、また、韓国貿易保険公社とフランスの輸出保険公社との間の相互金融支援について、4つの了解覚書を締結しました。
さらに、両国は、来年から発効する「企業家や就業インターンの相互進出支援協定」を結び、企業家向けのビザ発給手続きを現在の3か月から1か月に短縮するほか、フランスのビザ規定にインターンビザを新設し、若者の就業インターン交流を拡大することになりました。
朴槿恵大統領は、韓国時間の5日朝、国賓として訪問するイギリスに向かい、6日夜、キャメロン首相との首脳会談に臨みます。
韓国の大統領がイギリスを国賓として訪問するのは、2004年の盧武鉉元大統領に続いて2回目です。