韓国人の国際審判員は3人に2人までがテコンドーの審判員で、サッカーや水泳など、他の種目での審判員の育成が急務となっています。
国会の教育文化体育観光委員会がまとめたところによりますと、韓国人の国際審判員は合わせて1700人余りとなっています。
これを種目別にみますと、テコンドーの審判員がおよそ1100人で最も多く、3人に2人を占め、次いで卓球の270人、レスリングが70人、フェンシングが40人などとなっています。
また、世界中の国際審判員2万8000人のうち、韓国人の審判員が占める割合は6.2%となっています。
これについて、関係者からは、国際審判員の一つの種目への偏りを早急に解消し、国際大会で韓国人選手が公正な判定を受けられるようにする必要があると指摘する声が出ています。