朴槿恵大統領は、27日、ソウルで行われたプロ野球韓国シリーズ第3戦の始球式で投手を務め、大きな拍手を受けました。
始球式で、朴大統領は、英語で「KOREAN SERIES」と書き込まれた黒の運動服を着用し、マウンドとホームプレートの中ほどからボールを投げました。
警護上の問題などから、大統領の始球式は予告なしに行なわれ、突然の大統領の始球式に観客席を埋めたファンから大きな拍手を受けました。
大統領がプロ野球の始球式を行なったのは、全斗煥、金泳三、盧武鉉元大統領に続いて4人目です。
韓国では、昨年の大統領選挙に国家情報院が不正に介入した事件などで政局が混乱していることもあり、野党からは「落ち込んでいる支持率を挽回するためだろうが、無責任だ」などと批判の声も上がっています。
この日の試合は、 三星ライオンズが斗山ベアーズを3-2で破り、第3戦までの成績は斗山ベアーズの2勝1敗となりました。