3500億ドルともされるイラクの再建事業をめぐって、韓国の尹相直(ユン・サンジク)産業通商資源部長官は15日、韓国を訪れているイラクのフセイン・シャハリスタニ・エネルギー問題担当副首相と会談し、両国間の協力のあり方などについて意見を交わしました。
会談の中で、尹長官は、シャハリスタニ副首相に対し、40億ドル規模のズバイル油田の地上設備事業や、アッカス・ガス田の送出配管の整備事業などの建設プロジェクトについて、韓国企業が受注できるよう支援を要請したということです。
また、両国の閣僚級レベルの会合を来年上半期にバグダッドで開催することを提案したほか、韓国石油公社とイラク石油販売公社が現在協議している、イラク産原油の韓国での備蓄事業について、早期の開始に向けて意見を交わしました。
イラクは、原油埋蔵量世界5位の産油国で、今年の経済成長率の見通しは14.7%と高成長を続け、2017年までに国家再建事業に投じられる財源が3500億ドルあまりと見込まれるなど、中東最大の再建市場で、経済協力の強化に期待が寄せられています。