釜山国際映画祭が、3日、開幕しました。
今年で18回目を迎える釜山国際映画祭は、12日までの10日間、
釜山にある7つの映画館で参加作品が上映され、ことしは世界75の国と地域から304本の映画が出品されています。
開幕式は3日夜、釜山(プサン)海雲台(ヘウンデ)のヨット競技場に設けられた野外ステージで行われ、韓国や海外からの合わせて150人あまりの俳優と監督が出席します。
開幕作品として上映されるのは、ブータンの著名な僧であり監督でもあるケンツェ・ノルブの「Vara: 祝福」(Vara: A Blessing)です。また12日の閉幕式で上映されるのは、韓国のキム・ドンヒョン監督の独立映画「晩さん」(THE DINNER)で、チケットは、いずれも前売り開始から4分足らずで完売しています。
映画祭の期間中には、市民が俳優や監督らと直接対話できる「野外舞台イベント」が相次いで開かれるほか、アジアでもっとも重要な映画の見本市となる「アジアフィルムマーケット」も同時に開かれます。