韓国の鉱工業生産が9か月ぶり2%近い増加となり、景気が第1四半期に底をつき、徐々に回復しているとの見方が強まっています。
統計庁が30日に発表した「8月の産業活動動向」によりますと、鉱工業生産は前の月に比べて1.8%の増加となっています。
これは去年11月の2.1%以来の伸び率で、今年の1~3月にかけてがマイナスで、4~7月にかけてが1%前後にまで回復していたことから、景気は第1四半期に底をつき、徐々に回復しているとの見方が強まっています。
一方、景気動向指数は前の月より0.2%上昇し、景気の動きに先行して反応を示す景気先行指数は前の月より0.3%上昇して5か月連続の上昇となり、景気回復への期待が高まっています。