北韓が、来週25日から予定されていた南北離散家族の再開を突然延期したことについて、韓国の北韓専門家の間では、金剛山観光の再開などに向けた南北政府間協議を有利に導くためではないかとする分析が出ています。
ソウル大学・統一平和研究院は、「北韓がこれまでも離散家族の再開を直前に延期した例は多く、韓国政府が北韓の核問題をめぐる6か国協議の再開に消極的な態度を見せていることや、北韓の景勝地、金剛山観光の再開に向けて韓国人観光客の安全措置を求めていることから、北韓はこうした問題の政府間協議を有利に導くため、離散家族の再会を交渉カードとして使ったものとみられる」と分析しました。
また北韓大学院大学校のヤン・ムジン教授は、「今回の北韓の延期措置で、北韓が離散家族の再会と金剛山観光の再開問題を連携していることが改めて確認できた。
離散家族の再会が実現するかどうかは、今後の韓国政府の対応にかかっている」と分析しています。