混迷する国会を収拾するため開かれた朴槿恵(パク・クネ)大統領と与野党代表との3者会談は事実上決裂し、朴槿恵大統領と野党民主党代表がそれぞれ激しく批判し合うなど、空転する国会の混乱はなおしばらく続く見通しです。
国家情報院の改革問題などについて協議するため、朴大統領が提案した与野党代表の3者会談が16日開催されましたが、 具体的な成果を得ることができずに事実上決裂し、それぞれの立場から激しい批判が交わされています。
このうち、朴槿恵大統領は17日の閣議で、野党・民主党のキム・ハンギル代表が3者会談のあとも国会に参加せずに、ソウル市庁前広場で運動を続けていることについて触れ、「野党が場外闘争を固守し、民生にそっぽを向くことは、国民的抵抗にぶつかるだろう。その責任はすべて野党側にある」と述べ、民主党を厳しく批判しました。
これに対して、キム・ハンギル代表は17日、「朴大統領の対話不足の『不通政治』が今後も続き、民主主義の回復を拒否し続けることこそが国民的抵抗にぶつかるだろう」と述べ、「国民の暮らしが困難に陥っているのは、民生に無能な大統領の責任が最も大きい」と批判して、対立姿勢を強めています。韓国では、18日から秋夕連休に入りましたが、国家情報院の改革などをめぐる朴大統領と民主党との対立は、連休が明ける22日以降もしばらく続く見通しで、民心の行方に関心が集まっています。