国家情報院の改革などをめぐって、韓国の政局が混乱している問題で、朴槿恵大統領と与野党代表との3者会談が16日午後に開かれたものの、野党民主党の代表は、会談の結果を持ち帰って改めて協議する方針を明らかにし、具体的な成果は得られなかったものとみられます。
朴大統領と与野党代表との3者会談は、去年暮れの大統領選挙で、国家情報院が不法に選挙に介入した事件で、国家情報院の改革などをめぐって政局が混乱していることから、朴大統領が与野党の代表に呼びかけて実現したもので、16日午後3時すぎから5時過ぎまで続けられました。
この会談で、野党民主党の金ハンギル代表は、国家情報院の事件について、△大統領の国民に対する謝罪、△真相の糾明及び責任者の処罰、△国会主導の国家情報院の改革など、7項目を要求したということです。金代表は会談後、記者の質問に対して、「言うべきことは言った。いろいろな話があったが、納得できる答えは一つもなかった」と述べ、具体的な成果はなかったことを示唆し、民主党としては議員総会を開いて会談の結果を持ち帰って検討し、今後の対応を決めるということです。
これに対して一方、与党セヌリ党の黃祐呂代表は、「すべての懸案について意見を交わした。大統領としては真摯に野党側の意見に耳を傾け、率直に意見を述べた。いい結果が出ることを期待している」と語りました。