韓国の中央銀行にあたる韓国銀行は12日、金融通貨委員会で、政策金利を年2.5%に据え置くことを決めました。
韓国銀行による政策金利の据え置きは、5月に0.25%引き下げてから4か月連続となっています。
これは、韓国経済が緩やかに回復する兆しをみせ、物価上昇率も低い水準にあるものの、アメリカが近く通貨供給量を減らすとみられることから、国内外の経済状況を見極める必要があると判断したものとみられます。
韓国銀行では、アメリカとヨーロッパの経済の回復が目立つとしながらも、新興国では景気低迷がみられ、韓国経済には対照的な影響が及ぶとの見方を示しています。