韓国のことし上半期の貿易決済で、ブラジルのレアルと中国の人民元が増え、貿易決済上、8位までに浮上しました。
これは、中央銀行にあたる韓国銀行が11日、明らかにしたものです。
それによりますと、韓国のことし上半期の輸出代金の決済に使われた通貨のうち、ブラジル・レアルは17億5000万ドルで、去年の0.2%から0.6%にまで増えて6番目に、また、中国・人民元はおよそ11億3000万ドルで去年の0.2%から0.4%に増えて8番目にまで浮上しています。
また輸入代金の決済でも人民元の使用が増え、およそ2億4000万ドルで9番目に多い通貨となりました。
韓国の貿易決済に使われる通貨は、アメリカ・ドルがおよそ2350億ドルで最も多く、続いてユーロ、円、ウォン、カナダ・ドルの順となっています。