福島原発で放射能に汚染された地下水が流出している問題で、韓国の国会では、与野党の議員が水産物に対する国民の不安を解消する対策をさらに求めたのに対し、韓国政府は「科学的な観点から対策に抜かりはない」と答弁しました。
これは、国会の農林畜産食品海洋水産委員会の11日の審議で交わされたものです。
このなかで、野党民主党の議員は、福島近隣8県の海や川で水揚げされた水産物について、輸入を全面的に禁止したものの、依然、国民の間に不安があるとして、すべての日本産の水産物について輸入を禁止するよう政府に求めました。
また、与党セヌリ党の議員は、水産物の放射能汚染についてのメディアの報道により、韓国産水産物の消費も落ち込んで大きな影響が出ているとして、水産業を支援するための対策を講じる必要があると指摘しました。
これに対して、ユン・ジンスク海洋水産部長官は、「福島近隣8県以外の地域については、放射性物質が少量でも検出されれば、事実上輸入されないほど厳しい措置が取られている。科学的な観点から、政府の対策に抜かりはないと判断している」と答えました。