アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれたIOC=国際オリンピック委員会の総会は8日、2020年の東京オリンピックで実施する残り1競技についてレスリングを選び、韓国でも大きなスポーツニュースとして伝えられています。
レスリングは今年2月のIOCの理事会で、実施競技からの除外候補とされ、レスリング、野球・ソフトボール、スカッシュの3競技の中から1競技を実施競技に選ぶための投票がこの日行われたものです。
その結果、レスリングは過半数の49票を集めて実施競技に復活し、2020年の東京オリンピックでは、中核競技25競技にゴルフ、ラグビー、レスリングの3競技を加えた28競技が実施されることが決まり、韓国のメディアが一斉に大きなスポーツニュースとして伝えました。
夏季オリンピックについては、国際オリンピック委員会が最大で28競技を実施する方針を決めていて、中核競技25競技以外の3競技は再び実施競技から除外される可能性もあります。