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経済

韓中FTA 第1段階交渉が妥結

Write: 2013-09-06 15:03:21Update: 2013-09-06 15:26:38

韓中FTA 第1段階交渉が妥結

韓国と中国のFTA=自由貿易協定交渉は6日、交渉対象となるすべての品目のうち、関税を撤廃する品目の割合を90%とすることで合意しました。
これは、産業通商資源部が6日に明らかにしたものです。
それによりますと、韓中両国は、3日から3日間にわたって中国山東省で行われた7回目の交渉で、交渉指針の文案で合意し、FTA締結に向けた交渉の第1段階を終えたということです。
交渉では、争点となっていた貿易自由化率、関税を撤廃する品目について、両国は全体の品目に占める比率を、品目数で90%、輸入額では85%にすることで合意しました。
また、関税を撤廃する品目を3つのグループに分けたうえで、撤廃までの期間について、一般品目はFTA発効後10年以内、影響を受けやすい品目では20年以内とし、全品目の10%に相当する極めて影響を受けやすい品目は、国内産業を保護するため、関税撤廃の対象から外すとしています。
さらに、今回の交渉で、知的財産権や行政手続の透明化を協議の対象に含めることで合意し、中国に進出した韓国企業を保護するうえでの制度的基盤が設けられることになりました。
韓中両国は、開城工業団地で生産された商品を関税撤廃の対象に含めるかどうかについて、今後協議することにしています。
韓中FTA交渉は基本的な交渉指針を決める第1段階交渉が終了したことで、11月か12月には第2段階の交渉をスタートさせ、各産業ごとに具体的な交渉を行うことになります。

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