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経済

新興国の医療市場 韓日の競争が激化

Write: 2013-09-05 11:28:25Update: 2013-09-05 14:53:54

新興国の医療市場 韓日の競争が激化

医療産業における韓国と日本の海外進出が活発になり、製造業の分野でしのぎを削る両国が新興国の医療市場でも激しく競り合うものと予想されています。
日本では医療産業を主な成長産業の一つに位置づけ、医療システム、装備、医薬品などをパッケージにして、新興国市場に進出する方針を決めていて、安倍首相自ら訪問先のロシアやアラブ首長国連邦などで、日本の医療システムの強みをアピールして日本の医療産業を積極的に売り込んでいます。
一方、韓国では、医療機関の海外進出が目立っていて、2009年は49機関だったものが、3年間で91機関へと、2倍近くに増え、進出先も中国、アメリカ、ベトナム、モンゴル、カザフスタンなど多様化しています。
また、医療機関の海外進出拡大に向けて、韓国政府は2017年までに1000億ウォン、90億円余りの基金を立ち上げることを決めているほか、海外進出を支援するための専門会社の育成、総合情報システムの運営、医療規制の緩和などを進めています。
こうした両国の動きに伴って、医療改革を進めているアジアや中東などの新興国を舞台に、韓日が激しく競り合うものと予想されています。

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