シリアのアサド政権が化学兵器を使用したとされる問題で、韓国政府はこれを強く非難するとともに、アメリカに対し強い対応を取るよう求めました。
これは、韓国外交部の報道官が1日、声明を発表して明らかにしたものです。
声明では、アメリカ政府が31日、シリアのアサド政権が化学兵器を使用したと断定したことを受け、「化学兵器の使用は極悪な犯罪行為だ。関係者は相応の責任を問われることになる」として、アメリカによる軍事介入を支持する立場を表明しています。
これに先立って、韓国の金寛鎮(キム・グァンジン)国防長官は先月28日、訪問先のブルネイでアメリカのヘーゲル国防長官と会談した際、「シリアの化学兵器使用を見過ごせば、北韓は自らも化学兵器を使用しても構わないと判断する恐れがある」と述べ、アメリカが具体的な制裁を課す必要があるとの考えを伝えています。
また、ウォール・ストリート・ジャーナルは31日付で、トルコやイスラエル、サウジアラビアなど、アメリカの友好国が、アメリカが具体的に対応しない場合には、イランや北韓の核保有を助長することにもつながるとして、アメリカに対して強い対応を求めていると伝えています。