来月初めにロシアで開催されるG20サミットに合わせて、日本が韓日首脳会談の開催を希望したと伝えられていることについて、韓国政府の関係者は、「会談のための環境が整っていない」として、事実上開催は困難であるとの考えを示しました。
韓日首脳会談については、歴史認識などをめぐってギクシャクしていることから両国で新政権が発足して以降、まだ一度も開かれておらず、韓国の李丙琪(イ・ビョンギ)駐日大使と、岸田文雄外相が19日、東京都内で非公式に会談した際、岸田外相が朴槿恵(パク・クネ)大統領と安倍首相の首脳会談についてふれ、9月上旬にロシアのサンクトペテルブルクで開かれるG20サミットでの開催を希望したと伝えられています。
これについて、韓国政府の関係者は21日、連合ニュースに対して、「首脳会談を行うには両政府の間で事前調整が必要だが、今のところ、そうした動きはない」として、G20サミットに合わせた韓日首脳会談の開催は事実上、困難だとする考えを示しました。
また、この当局者は、サミットの期間中、両首脳が顔を合わせてあいさつする程度の接触についても、「現場の状況を踏まえて、総合的に判断する必要がある」と述べ、慎重な姿勢を示しました。