韓国で歌の王、「歌王」と呼ばれるチョ・ヨンピルさん(63)が、ソウルで14、15日の2日間にわたって開かれたロックフェスティバル「スーパーソニック2013」に出演し、熱いステージを披露しました。
「スーパーソニック2013」には、2万人の観客が集まり、ペットショップボーイズ、ジョン・レジェンドなど世界的なミュージシャンとともに、チョ・ヨンピル、DJ DOC、バイブなど韓国のトップミュージシャンが出演して繰り広げられました。
チョ・ヨンピルさんは、15日夜のステージで、ギターを手に、ヒット曲「未知の世界」を歌いながら登場し、「おかっぱ頭」「見つけられない・ウグイス」「夢」など80、90年代のヒット曲から、今年4月に発表した「Hello」「バウンス」まで、14曲を熱唱し、ファンを喜ばせました。
このうち、「モナリザ」は、フェスティバルの前に行われたアンケートで、回答者の44%が選んだ歌で、10代から60代までの観客全員が合唱する一幕もみられ、世代を超えた歌王の人気ぶりをうかがわせました。
チョ・ヨンピルさんがロックフェスティバルに参加したのは、デビュー以来45年で、初めてのことです。