韓国で論議を呼んでいる空港の到着ロビーでの免税店について、 玄旿錫（ヒョン・オソク）企画財政相は7日、中小企業が繁華街で経営する免税店への打撃などを考慮して、出店を認めないことになりました。
これは7日の経済関係閣僚会議で決まったものです。
このなかで、玄旿錫（ヒョン・オソク）企画財政相は、到着ロビーでの免税店の出店を認めない理由について、「ロビーの混雑や中小企業が繁華街で経営する免税店への打撃などを考慮したものだ」と述べました。
到着ロビーへの免税店の出店については、国土部と仁川国際空港が旅行客の便宜を図るとともに、外貨収入の増大などにつながるとして賛成していたのに対し、企画財政部と関税庁は、租税公平の原則にも反する恐れもあるとして、反対していたものです。
アジアでは、タイや台湾などの国際空港が入国エリアに免税店を設けています。