景気の動向を示す今年の韓国の粗鋼生産量は、世界鉄鋼市場の需要の落ち込みで、去年より1.4%減る見通しです。
韓国鉄鋼協会が27日まとめたところによりますと、韓国の今年の粗鋼生産量は、6800万トン余りになる見込みで、去年より1.4%減少する見通しです。
半期ごとの生産量をみますと、上半期には3300万トンで、去年より5%ほど減少したものの、下半期には各鉄鋼会社の設備増設などにより、3500万トンになる見込みで、去年より2%余り増えると予想されています。
また、鋼板や特殊鋼などの鉄鋼材の生産高は今年7900万トンになる見込みで、去年より2.7%減少する見通しです。
鉄鋼財の内需は、上半期は大幅に落ち込み、下半期にはやや回復するものの、今年は5200万トンの見込みで、去年より4%減少する見通しです。