韓国の国技、テコンドーの世界選手権が16日から22日まで、メキシコのプエブラで開かれ、韓国は男女ともに総合優勝を果たしました。
今回の大会で、韓国勢が獲得したメダルは、男子が金メダル3つ、銀メダル1つ、銅メダル1つ、女子が金メダル3つ、銀メダル2つで、男女ともに総合優勝を果たしました。
韓国は、2011年の世界選手権で男子が総合優勝を逃したほか、去年のロンドンオリンピックでも8つの金メダルのうち1つしか獲得できず、テコンドーに電子保護具や新しい点数制が導入されて以降、やや成績が振るいませんでした。
今回、再び韓国選手が活躍した背景には、電子保護具に有利な長身の選手に世代交代が進んだことや新しい技術の開発に励んだことなどが功を奏したものとみられています。