日本の参議院選挙で自民党が大勝したことを受けて、 韓国の与党セヌリ党の幹部は、長期政権の基盤を作った自民党が今後右傾化を進める可能性が高いと述べ、韓国として「日本の右傾化に対処すべき」との考えを示しました。
これは、セヌリ党の兪奇濬(ユ・キジュン)最高委員が22日、党内の最高委員会議で述べたものです。
この中で、兪最高委員は 「自民党は衆参両院で多数議席を確保し、長期政権の基盤を作った。極端な右傾化が進む可能性が高く、周辺国との関係が冷え込むのは避けられない」と述べ、「中国やアメリカと連携し、誤った歴史認識は世界平和にもマイナスの影響を与えるということをアピールすべきだ」と強調しました。
これに関連して、韓国の外交筋は、「8月15日に安倍晋三首相や麻生太郎副首相、岸田文雄外相、菅義偉官房長官など、主要閣僚が靖国神社を参拝するかどうかが、今後の韓日関係を予測するバロメーターの一つになるだろう」との考えを示しました。
一方、アメリカのワシントンポストは、「阿部政権は強い国政掌握力を確保した。その政治力をもとに独自の経済、外交政策を進めていくことになるだろう」と伝えたほか、AP通信は、「今回の勝利で憲法改正などの政策を進める道を開いたが、中国や韓国など、周辺国との関係はさらに悪化する可能性が高い」と伝えています。