韓国の来年度の国防予算は、ことしより6.9%多い36兆8845億ウォン前後になる見通しです。
国防部が10日、企画財政部に提出した来年度の国防予算案は、36兆8845億ウォンで、北韓による脅威に対応するための戦力の増強に重点を置いて編成されています。
このうち防衛力改善費に今年より10.9%多い11兆2870億ウォンをあて、北韓の核とミサイルに対応するため、敵の攻撃を事前に探知し先制攻撃する一連の防衛システム「キルチェーン」や、弾道ミサイルを数分以内に迎撃する「韓国型ミサイル防衛(KAMD)システム」の整備に当てることにしています。
また予算の中心となる戦力運営費は、ことしより5.2%多い25兆5975億ウォンを当てることにしています。
さらに兵士の服務環境を改善させるため、兵士の給料を2017年までに去年に比べて2倍に引き上げることを目標に、来年度の給料を今年に比べて15%引き上げ、月額13万4600ウォンにすることにしています。
来年度国防予算案は、企画財政部の審査を経て秋の国会に提出されます。