国際収支の中で「韓流収支」と呼ばれている、文化・娯楽のサービス収支は、今年も黒字が続いています。
韓流収支は、去年、歌手PSYの「江南スタイル」が世界でヒットしたことなどが影響して初めて黒字に転じ、今年も5月まで黒字が続いています。
韓国銀行のまとめによりますと、今年に入ってから5月までの文化・娯楽関連サービスの輸出は1億4600万ドルで、去年の同じ期間に比べて30%以上増えたのに対して、輸入は1億4500万ドルで、前の年より8%程度減り、5200万ドルの黒字となっています。
しかし経済専門家は、韓流の最大の輸出先である日本で韓国に対する感情が悪くなっているほか、今年に入ってからは大きくヒットしたコンテンツがないため、今後も黒字が続くかどうかはわからないとしています。