ロシア中部のカザンで開かれているユニバーシアード夏季大会で、9日、4日目の競技が行われ、男子柔道73キロ級で、韓国の王己春(ワン・キチュン)選手が金メダルを獲得しました。
これで韓国は、この大会の柔道で4個目の金メダルを獲得しました。
王己春選手は2008年の北京オリンピックでは銀メダル、2012年のロンドンオリンピックではけがで5位にとどまりました。
王己春選手は、「久しぶりにメダルを獲得して嬉しい。今年の世界選手権大会でも優勝したい」と感想を語りました。
韓国は9日、フェンシングの女子サーブルと男子フルーレでそれぞれ銀メダルを獲得、男子ボクシング49キロ級で銀メダル、女子重量挙げ63キロ級で銅メダルを追加しました。
韓国は、これに先立ってフェンシング女子エペと、バドミントン混合ダブルスで金メダルを獲得していて、9日までに合わせて金メダル6個、銀メダル3個、銅メダル2個を獲得し、メダル獲得順位でロシアに次いで2位となっています。